2008年3月17日月曜日

3月17日 笛田宇一郎


本日のMENU
劇場にて終日テクニカル・リハーサル

合間を縫って、笛田さんに話を聞いた。
笛田さんは、2006年の鴎座第Ⅱ期上演活動1『ハムレット/マシーン』にも出演していました。
今回は長いキャリアにもかかわらず、「初めて舞台上で靴を履く!」そうです!!

笛田さんは、鴎座が二回目になりますが・・・?

前回以上に信さんがたのしい稽古場を開いてくれてうれしいです。

今回はビューヒナーの『ダントンの死』からのinterpretation『ダントンの死について』になりますが、前回の『ハムレット/マシーン』と比べてなど、なにか、新しい印象はありますか?

『ダントンの死について』の台詞を、ダントン本人が喋ったことばかどうかは知らないけど、
ふと「ダントンという人がいたんだ」と感じる瞬間があります。
テクストを読むだけでなく、稽古をしていて、「ああ、そうか、ダントンいたのか」と感じる。
それは、『リア王』や『ハムレット』とはちょっと違う感覚だったなぁ。
もちろん、ビューヒナーの書いた登場人物ではあるんだけどね。
広げると「フランス革命」という事実があったんだという感じ。

では、最後に初日が近いので意気込みを!

死ぬ1ヵ月前の人間は意気込んじゃいかん!
現実感覚そのものが、きわめて希薄な状態、現実を現実として、ものをものとして認知しないような。
だから、意気込んではいかん!という意気込み!

ありがとうございました★

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