2008年3月5日水曜日

3月5日 テクスト

本日のMENU
1ゲーム、2飼育、3木馬、4挿話/思い出(溺死者の?)、5告発、6ダンス、7子午線、8地球空洞説、9待機、10彗星(幽閉者の夢想)、11風景(真昼)、12移動祝祭日、13円筒

・1~10まで×2回
・1~13まで×2回

稽古時間が昨日から1時~9時に設定されているので、ゆったり焦ることなく、着実な一歩を歩んでいく。

『ダントンの死について』のドラマツルギーは、男1、2、3、鼠、女の5人のそれぞれのテクストが成立しているときに初めて流れる。特に即興を使いながら、その流れの中になにかをぶつけていって探していく今回のような作業では、その場で編み出される個々の身体のテクストと、『ダントンの死について』というテクストを両目の端で睨んでいるような感じ。


今日、最後のランの時に、4回目となる武内さんの身体の分節化にトライ。
実は3日の最後のランでもやってみたけど、視点がテクスト(本のほうの)にひっぱられるぎて、まったく上手くいかなかった。そこで、今日は武内さを中心にすえて、空間はもう少し広く見ていくことに。

演劇はテクストがあるのだから、舞台上の人はそこで何が起こるのかを知っている。その手続のような流れを知った上で、その場で生起するものをつかまえる。体の状態で言えば呼吸、関係性で言えば空間の広がりを基本にして分節化に挑戦しているわけだが、こちらの視点がさだまらなければうまくはいかない。ただ今回は贅沢にもその視点をいろいろと探してみたい、文節化の序章の断章みたいなことをしているのだーー、と、今日は沢山の収穫。

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