2008年2月20日水曜日

2月20日 来月初日

本日のMENU
本読み×3回
GAMEからの即興(30分程度)

本読みは大体1回につき40分前後。
今はひたすら台詞を覚える時です。
演劇をやるときに唯一おもしろくない作業がこの「台詞覚え」の作業だそうで。
でもこの作業を丁寧にやっておくことが、あとの自由さにつながってくるので、
ケーキをやくのに、ちゃんと粉や砂糖を篩っておくようなことなんじゃないかと。

発語の種類は、速さ・大きさ・声色・リズムによって分かれます。
同じように喋る(真似をする)にはこれらの要素がどのように使われているのかを意識するし、
まったく違うように喋るには、どの要素をどっちの方向に切り替えればいいのかを意識するようになります。

余談ではありますが、夏にご一緒したユディ・タジュディンさんの身体をつかったワークショップを思い出しました。歩くという行為にも速さ・(歩く姿勢の)高さ・歩き方の要素があって、真似をする/何か一個を変えることを意識して一定時間歩くものがありました。

相手の発語の要素にすばやく反応して、まず同じことをして、すぐにそれを変化させる。なるほどこれがうまくいくと、テクストはつながり流れていくのです。

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